御滿悦遊ごまんえつあそ)” の例文
委敷くはしく言上に及びければ中納言樣には深く御滿悦遊ごまんえつあそばし汝ならでは然樣さやうの働きは成まじとの御賞美の御意なりまた御意には越前はさぞ夜明よあけ待遠成まちどほなるべし明朝は六ツ時登城すべし然樣さやうに計ひ申す可との御意なれば夫々の役々へ御登城の御觸出ふれいだしに及びける夫よりは御寢所しんじよへも入せられず直樣すぐさま御月代を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)