御気みけ)” の例文
旧字:御氣
「法皇とても、おなじお気持でいらせられる。御気みけしきにこそ出されぬが、お憤りはどんなにか、鬱積していらるるのじゃ。さものうては、新大納言はじめ、われらどう歯ぎしりしたところで、うごきはせぬ。……」
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)