“御拝(ごはい)” の例文
旧字:御拜
いちばん御拝(ごはい)の長かったは母上で、いちばん神様の御気に召したかと思われるはせいちゃんのであった。一順すむと祭壇の菓子を下げて子供等に頂かせる。
祭 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
道庵を促してお階段めぐりも終り、やがて廊下へ出て御拝(ごはい)の蔭で草鞋(わらじ)を履(は)いている道庵と米友。
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
わざと正面の御拝(ごはい)のある階段からは行かないで、側面の扉をほとほとと叩いて
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)