“御悠”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごゆる66.7%
ごゆっく16.7%
ごゆつ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「どうぞ御悠ごゆるりとお留まり下さりませ、なにしろ、音に聞えたこの笹子峠でござりまする、お天気の時でさえ御難渋の道でござりまする」
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「此の次には御悠ごゆっくりいらっして下さい。」
恩人 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
「いゝえ、あの方はいつだつていゝのでございますから、どうぞ御悠ごゆつくりなすつて下さいまし。もうちやんと御飯をさし上げるやうに出来て居りますのでございますよ。」
桑の実 (新字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)