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御息女所
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みやすどころ
ふりがな文庫
“
御息女所
(
みやすどころ
)” の例文
往生の
障
(
さわ
)
りともなりぬべければ、
御息女所
(
みやすどころ
)
に会い奉り、わが思いのふかき一端を申して、心やすく臨終もせばやと、上人杖をつき、御所へ参りて、
鞠
(
まり
)
の坪の
下
(
もと
)
に、一日一夜ぞ立ちたりける……
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
志賀寺の
上人
(
しょうにん
)
は、手に
一尋
(
ひとひろ
)
の杖をたずさえ、眉に八字の霜を垂れ、湖水の波に
水想観
(
すいそうかん
)
を念じたもうに、折りふし、京極の
御息女所
(
みやすどころ
)
、志賀の花園の帰るさを、上人ちらと見そめ給い、妄想起りて
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
息
常用漢字
小3
部首:⼼
10画
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
“御息女”で始まる語句
御息女