御年若おとしわか)” の例文
主人 (なだめるように)まあ、あなたなどは御年若おとしわかなのですから、一先ひとまず御父様おとうさまの御国へお帰りなさい。いくらあなたがさわいで見たところが、とても黒ん坊の王様にはかないはしません。
三つの宝 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)