伊勢の御師達にも、そんな神楽をもつて廻つた時代があつた。其図が現存してゐるが、非常に変つたものである。
そこで考へられたのが御師等が維持策としての伊勢の講中と唱へるものであります。
菊五君だと貢を演ずると、極度に御師にならうとする。だが「御師」に対する根本の理会のある訣がないから、油屋における貢の職業が問題になつて来るのである。
“御師”の解説
御師(おし、おんし)とは、特定の社寺に所属して、その社寺へ参詣者、信者の為に祈祷、案内をし、参拝・宿泊などの世話をする神職のことである。特に伊勢神宮のものは「おんし」と読んだ。御師は街道沿いに集住し、御師町を形成する。
(出典:Wikipedia)
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