御尊家ごそんか)” の例文
手前ことは只今の身の上では仔細有って姓名をあかすわけには参りませんなれども、御尊名を伺い置きまして、手前世に出ますれば御尊家ごそんかへお礼に出たいから
「ハア、どうやらこうやら……御尊家ごそんかには、とうにこけ猿の茶壺が見つかったという評判で」
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
武「今御尊家ごそんかへ出たよ」
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)