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御封
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ミブ
ふりがな文庫
“
御封
(
ミブ
)” の例文
数多かった
壬生部
(
にうべ
)
の氏々・村々も、だんだん村の旧事を忘れていって、
御封
(
ミブ
)
という字音に結びついてしもうた。
水の女
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
数多かつた壬生部の氏々・村々も、段々村の旧事を忘れて行つて、
御封
(
ミブ
)
といふ字音に結びついて了うた。だが早くから、職業は変化して、
湯坐
(
ユヱ
)
・湯母・
乳母
(
チオモ
)
・
飯嚼
(
イヒガミ
)
の外のものと考へられてゐた。
水の女
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
即、
御名代部
(
ミナシロベ
)
の起原であり、壬生部と称せられた。此が後世に伝はつて、更に
御封
(
ミブ
)
・荘園とも変じてゆくのである。そして、反正天皇の際に於ける壬生部の統領は、
丹比
(
タヂヒ
)
ノ
宿禰と云ふ家であつた。
貴種誕生と産湯の信仰と
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
封
常用漢字
中学
部首:⼨
9画
“御封”で始まる語句
御封印