御垣守みかきもり)” の例文
と、よく下々しもじもの噂にも聞かぬ沙汰ではなかったが、御所の築土ついじて、御垣守みかきもりの影すら見えない。栗鼠りすや野良犬さえそこを越えているのだ。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)