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御告
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アンジェリユス
ふりがな文庫
“
御告
(
アンジェリユス
)” の例文
冷え冷えとした灰色の暁のうちに、遠い鐘楼で
御告
(
アンジェリユス
)
の鐘が細い音をたてる。寝床の
温
(
ぬく
)
みの中にある二人の身体は、その暁の冷気に震えて、なお恋しげにひしと寄り添う。
ジャン・クリストフ:10 第八巻 女友達
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
地平線の奥に浮かんでる丘陵の青い線など、途中のいろんな細かな事物、あるいはまた、静まり返ってる
田舎
(
いなか
)
のまん中に汽車が止まるとき、遠くから風に運ばれてくる細いしめやかな
御告
(
アンジェリユス
)
の鐘の音
ジャン・クリストフ:08 第六巻 アントアネット
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
告
常用漢字
小5
部首:⼝
7画
“御告”で始まる語句
御告命
御告文
御告の祈