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従同胞
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いとこ
ふりがな文庫
“
従同胞
(
いとこ
)” の例文
叔父は、叔母や
従同胞共
(
いとこども
)
を愛してゐたとは思はれぬ。叔母や
従同胞
(
いとこ
)
共も亦、叔父を愛してはゐなかつた様である。
刑余の叔父
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
時としては、
従同胞
(
いとこ
)
共が私の家へ遊びに来る。来るといつても、先づ門口へ来て
一寸々々
(
ちよいちよい
)
内を覗きながら
彷徨
(
うろうろ
)
してゐるので、母に声を懸けられて初めて入つて来る。
刑余の叔父
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
五人の
従同胞
(
いとこ
)
の中の唯一人の男児は、名を巡吉といつて、私より
年少
(
としした
)
、
顳顬
(
こめかみ
)
に火傷の痕の大きい禿のある児であつたが、村の駐在所にゐた木下といふ巡査の種だとかいふので
刑余の叔父
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
従
常用漢字
小6
部首:⼻
10画
同
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
胞
常用漢字
中学
部首:⾁
9画
“従同胞”で始まる語句
従同胞共
従同胞等