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往昔
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そのむかし
ふりがな文庫
“
往昔
(
そのむかし
)” の例文
この
浅間敷
(
あさまし
)
い老人の姿——空腹と老衰と病弱とに
虫喰
(
むしば
)
まれている老人の姿を、誰が今日見たところで、その老人が
往昔
(
そのむかし
)
、逞しい体の所有者で、そして素晴らしい好男子で
死の航海
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
柱には
大己貴命
(
おほあなむちのみこと
)
が
少彦名命
(
すくなひこなのみこと
)
を
掌
(
たなごゝろ
)
へ載せてる像が浮彫になつて居り、それを巻いて温泉を讃美した古代の歌が万葉仮名で彫つてある。
往昔
(
そのむかし
)
大己貴命と少彦名命とが此所で久し振りに逢はれたげな。
坊つちやん「遺蹟めぐり」
(新字旧仮名)
/
岡本一平
(著)
“往昔”の意味
《名詞・形容動詞》
往昔(おうせき、おうじゃく)
昔。往事。往古。いにしえ。
(出典:Wiktionary)
往
常用漢字
小5
部首:⼻
8画
昔
常用漢字
小3
部首:⽇
8画
“往昔”で始まる語句
往昔入貢
往昔衆道
往昔馴染