彼処此処そこここ)” の例文
旧字:彼處此處
私の目にふれた色色な仏像や仏画、朝夕に鳴る鐸鈴の厳かな音色、それから彼処此処そこここともされたお燈明などに、これまでとは別な清まった心になることを感じるのであった。
幼年時代 (新字新仮名) / 室生犀星(著)