“引揚民”の読み方と例文
読み方割合
ひきあげみん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
船は樺太からふとからの引揚民ひきあげみんで一杯であった。人々は折りかさなってつめたい甲板上にねていた。それからそれにも増して混んでいる東北線で一昼夜つぶされて、やっと東京へ着いた。
流言蜚語 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)