“建築線（けんちくせん）” の例文

もうあらかたできあがりに近づいて、秋晴（あきば）れの空に鮮（あざ）やかな建築線（けんちくせん）をえがきだしている。

神州天馬侠 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)

“建築線”の解説

建築線（けんちくせん）とは、それ以上建築物が突出してはならない道路と敷地の境界線を言う。
日本における建築線制度は、市街地建築物法に初めて採用された。これは1875年にプロシア（プロイセン）が制定した「プロシア建築線法（Fluchtlinien-Gesetz）」の建築線制度を下敷きにしている。
現代では、建築基準法第42条第2項により、幅員が1.8m以上、4m未満の道路の場合は中心から2m後退した線を建築線として指定することができる。
(出典:Wikipedia)

建	常用漢字 小４ 部首:⼵ 9画
築	常用漢字 小５ 部首:⽵ 16画
線	常用漢字 小２ 部首:⽷ 15画