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幾干銭
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いくら
ふりがな文庫
“
幾干銭
(
いくら
)” の例文
如才なきお吉はわが夫をかかる
俗僧
(
ずくにゅう
)
にまでよく
評
(
い
)
わせんとてか帰り際に、出したままにして行く茶菓子とともに
幾干銭
(
いくら
)
か包み込み、是非にというて取らせけるは
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
如才なきお吉は吾夫をかゝる
俗僧
(
づくにふ
)
にまで好く
評
(
い
)
はせんとてか帰り際に、出したまゝにして行く茶菓子と共に
幾干銭
(
いくら
)
か包み込み、是非にといふて取らせけるは、思へば怪しからぬ布施の仕様なり。
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
幾
常用漢字
中学
部首:⼳
12画
干
常用漢字
小6
部首:⼲
3画
銭
常用漢字
小6
部首:⾦
14画
“幾干”で始まる語句
幾干
幾干金
幾干月
幾干歳