“巷音”の読み方と例文
読み方割合
こうおん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しいんと遠のいた江戸の巷音こうおんだ。はねつるべの音がしていた。その、番傘ばんがさをさして水をくんでいる国平の番傘が、青桐あおぎりの幹のあいだに、半分だけ見えていた。
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)