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左母二郎
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さもじろう
ふりがな文庫
“
左母二郎
(
さもじろう
)” の例文
『八犬伝』の中の
左母二郎
(
さもじろう
)
などという男は、凡庸人物というよりもやや奸悪の方の人物でありますが、まさに馬琴の同時代に沢山生存して居たところの人物でありまして、それらの一種の色男がり
馬琴の小説とその当時の実社会
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
ところで信乃がいよいよ明日は
滸我
(
こが
)
へ旅立つという前晩、川狩へ行って
蟇六
(
ひきろく
)
の詭計に
陥
(
は
)
められて
危
(
あぶ
)
なく川底へ沈められようとし、
左母二郎
(
さもじろう
)
に宝刀を
摩替
(
すりか
)
えられようとした
神宮川
(
かにはがわ
)
というは古名であるか
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
左
常用漢字
小1
部首:⼯
5画
母
常用漢字
小2
部首:⽏
5画
二
常用漢字
小1
部首:⼆
2画
郎
常用漢字
中学
部首:⾢
9画
“左母”で始まる語句
左母次郎
左母