“左樣(さい)” の例文
新字:左様
『お歸んなさい。』とか『左樣(さい)でございますか。』とか、繰返し/\教へるのであつたが、二人は胸の中でそれを擬(ま)ねて見るけれど、仲々お吉の樣にはいかぬ。
天鵞絨 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
郷里(くに)言葉の『然(そ)だすか。』と『左樣(さい)でございますか。』とは、第一長さが違ふ。二人には『で』に許り力が入つて、兎角『さいで、ございますか。』と二つに切れる。
天鵞絨 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)