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山神
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やまがみ
ふりがな文庫
“
山神
(
やまがみ
)” の例文
そう言いわたして中西弥惣兵衛は、少し横道に隠れ、附近の
山神
(
やまがみ
)
の
祠
(
ほこら
)
に捕手の者をまとめて、
江州甲賀
(
ごうしゅうこうが
)
あたりの連峰の上にうすれかけている秋の陽の
釣瓶
(
つるべ
)
落しを待つのであった。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
裏道を下りて、
女坂
(
おんなざか
)
の中途から右へ入ると、もう五尺と
隔
(
へだ
)
てては人影の見えない
山神
(
やまがみ
)
の森。そこを、ちりぢりに降りて、例の竹林へ入ると、やがて、この辺りにただ一軒の時雨堂の灯が見える。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“山神”の意味
《名詞》
山神 (さんじん、やまがみ)
山に宿る神霊。
山にいる神。やまのかみ。
(出典:Wiktionary)
“山神(山の神)”の解説
山の神(やまのかみ)は、山に宿る神の総称である。山神・山祇(やまがみ/やまつみ)とも言い、やまつみの場合は国津神としての性格を表す祇を充てる。
(出典:Wikipedia)
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
神
常用漢字
小3
部首:⽰
9画
“山神”で始まる語句
山神廟
山神堂
山神祓
山神祭
山神奇童
山神楽師