“山吹匂”の読み方と例文
読み方割合
やまぶきにおい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
猟の日、橘はうす青い単衣ひとえ山吹匂やまぶきにおいを着て父についていたが、津の茅原かやはらも、和泉の猟夫さつおも、弓、太刀をはいて、濃い晩春の生田川いくたがわのほとりに出て行った。
姫たちばな (新字新仮名) / 室生犀星(著)