尾根ヲネ)” の例文
この岡の崎にも、見おろす谷にも、其から二上山へかけての尾根ヲネ尾根にも、ちらほら白く見えて、花の木がゆすれて居る。山の此方コナタにも小櫻の花が、咲き出したのである。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
足柄の箱根の尾根ヲネは まだ萌えず この夕かげにかすみつゝ見ゆ
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)
この岡の崎にも、見おろす谷にも、其から二上山へかけての尾根ヲネ々々にも、ちらほら白く見えて、花の木がゆすれて居る。山の此方コナタにも小櫻の花が、咲き出したのである。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
山々はひたすらに 昼ひそまりて、尾根ヲネ明あかと 湖にさがる
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)
この岡の崎にも、見おろす谷にも、其から二上山へかけての尾根ヲネ々々にも、ちらほら白く見えて、花の木がゆすれて居る。山の此方コナタにも小桜の花が、咲き出したのである。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)