尼御台あまみだい)” の例文
忘れもしませぬ、二十三日の午剋うまのこく尼御台あまみだいさまは御台所さまをお連れになって御寝所へお見舞いにおいでになりました。
鉄面皮 (新字新仮名) / 太宰治(著)
「そうか、尼御台あまみだいに油を取られたのでもなかッたか、アハハハハ」
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
行親 さりとて、尼御台あまみだいもおわしますに……。
修禅寺物語 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)