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小日向水道町
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こびなたすいどうちょう
ふりがな文庫
“
小日向水道町
(
こびなたすいどうちょう
)” の例文
もう三十年の昔、
小日向水道町
(
こびなたすいどうちょう
)
に水道の水が、
露草
(
つゆくさ
)
の
間
(
あいだ
)
を野川の如くに流れていた時分の事である。
狐
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
しんの墓は
小日向水道町
(
こびなたすいどうちょう
)
なる日輪寺にありと聞きしのみにて、いまだ一たびも行きて
弔
(
とむら
)
ひしことなければ、この日初夏の
晷
(
ひあし
)
のなほ高きに加へて、寺は
一牛鳴
(
いちぎゅうめい
)
の間にあるをさいはひ杖を曳きぬ。
礫川徜徉記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
向
常用漢字
小3
部首:⼝
6画
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画