小倉表こくらおもて)” の例文
それには小倉表こくらおもて碇泊ていはくする幕府の軍艦をもって江戸へ還御かんぎょのことに決するがいい、当節天下の人心は薄い氷を踏むようなおりからである
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)