導音ライトトーン)” の例文
しかしこの十一句目に至ってそこで始めて次にきたるべき沈静への導音ライトトーンででもあるかのように月の座が出現する。そうしてその後につづく秋季結びが裏へその余韻を送るのである。
連句雑俎 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)