“寝惚目”の読み方と例文
読み方割合
ねぼけめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小間使はともあれ半季がわりの下働きは、かみの弟子なる勝山さえを知らずして、その浴衣、その帯、その雪踏、殊に寝惚目ねぼけめなり、おひるに何か取ったらしい、近いあたりの鳥屋の女中と間違えたのである。
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)