寝床どこ)” の例文
旧字:寢床
部屋には、仕事用の長板やら、しころの糸掛け、草摺くさずり掛けなどを置き、染革の切れッぱしだの膠鍋にかわなべが、ざつぜんと、散らかっている。ときには、万年寝床どこも敷きっぱなしだ。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)