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寝入端
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ねいりばな
ふりがな文庫
“
寝入端
(
ねいりばな
)” の例文
油屋の佐吉は暁方まで碁を打って、明るくなってから宗七を帰してやると、それから床の中へ入って、いま
寝入端
(
ねいりばな
)
だというのです。
銭形平次捕物控:050 碁敵
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
然
(
そ
)
うなると婦人の方が度胸の
能
(
よ
)
いもので、新吉の手を引いて病間へ
窃
(
そう
)
っと忍んで参りますと、惣右衞門は病気疲れでグッスリと
寝入端
(
ねいりばな
)
でございます。
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「馬鹿野郎、人の
寝入端
(
ねいりばな
)
を起しやがって、とんでもねえ野郎だ。大徳屋の主人なら、
昨夜
(
ゆうべ
)
のうちに卒中で死んで、今晩はお通夜じゃないか。棺の中に居る仏様を、匕首で突き殺す奴があるものか」
銭形平次捕物控:074 二度死んだ男
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
寝
常用漢字
中学
部首:⼧
13画
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
“寝入”で始まる語句
寝入
寝入初