“宮商角徴羽”の読み方と例文
読み方割合
きゅうしょうかくちう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これを宮商角徴羽きゅうしょうかくちうに分けてすべての音声を十五位に分類する、これを律呂りつりょという、十五位は十五声にして一声、一声にして全声なるものです。
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
音には御承知の通り、宮商角徴羽きゅうしょうかくちうなどの幾通りもございます、また双調そうじょう盤渉調ばんしきちょう黄鐘調おうしきちょうといったような調子もいろいろございます、それをわたくしは聞きわけるのが好きでございます。
大菩薩峠:19 小名路の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
宮商角徴羽きゅうしょうかくちうの調べも、乱すまじきところは乱さずにかなでます。
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)