“宝蔵倉”の読み方と例文
読み方割合
ほうぞうぐら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もと吉野山参りの先達せんだつをなんべんもやった亀菊かめぎくさんは、ひさしぶりに鳴らしてやろうというので、宝蔵倉ほうぞうぐらからほら貝をとり出してきました。
和太郎さんと牛 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
最初、久助君は、宝蔵倉ほうぞうぐらの前にいってみた、多分の期待をもって。そこで、よくみんなはキャッチボールをするから。しかしきてみると、だれもいない。そのはずだ、豆が庭いっぱいにほしてある。
久助君の話 (新字新仮名) / 新美南吉(著)