“安藤対馬”の読み方と例文
読み方割合
あんどうつしま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これまで幕府にあってとかくの評判のあった安藤対馬あんどうつしま、およびその同伴者なる久世大和くぜやまと二人ふたりは退却を余儀なくされた。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
時の老中安藤対馬あんどうつしまは新潟、兵庫、江戸、大坂の開港延期を外国公使らに提議し、輸入税の減率を報酬として、五か年間の延期を承諾させたのである。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
もともと公武合体の意見は、当時の老中安藤対馬あんどうつしまなぞのはじめて唱え出したことでもない。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)