安積あづみ)” の例文
安積あづみ五郎、清川八郎、金子与三郎、それに島田虎之助の面々で、幕臣もあれば勤王家もある、大した人数ではなかったけれど、この会合は新徴組からヒドクめざされていました。
十一月十一日 但馬和田山、安積あづみ素顔邸。
六百句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
彦根の間者が早くもそれとぎつけて、大軍でおっ取り囲んだ——吉村殿と、安積あづみ五郎殿が一手を指揮して後方の敵に向うている間に、藤本、松本の両総裁が前面の敵を斬り開いて、中山卿を
大菩薩峠:05 龍神の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)