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学文路
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かむろ
ふりがな文庫
“
学文路
(
かむろ
)” の例文
旧字:
學文路
きょうは
天見
(
あまみ
)
、
紀伊見
(
きいみ
)
などの峠をゆるゆる越えて、こん夜は橋本か
学文路
(
かむろ
)
でゆっくりお休みになるとちょうどよい頃合で——
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
だが雲脚に追われて、おのずと足も急いで来ると、やがて
学文路
(
かむろ
)
の宿の入口あたりで、彼方から駈けて来る一駄の馬と、
白衣
(
びゃくえ
)
の山伏に行きあたった。
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「お客に、
蓑
(
みの
)
をさしあげい。そして大助は、
学文路
(
かむろ
)
までお送り申しあげて——」
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そのくせ、高野の
学文路
(
かむろ
)
にせよ、
叡山
(
えいざん
)
の坂本にせよ、法城のある麓には必ず脂粉の女があつまる。その女たちの相手は誰か。また、
寵童
(
ちょうどう
)
の行われるのも、僧侶のあいだに多いと聞きまする。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
学
常用漢字
小1
部首:⼦
8画
文
常用漢字
小1
部首:⽂
4画
路
常用漢字
小3
部首:⾜
13画
“学文路”で始まる語句
学文路宿