媒人なかだち)” の例文
、玄徳へ、嫁がすように、ひとつここで貴公は、その婚縁の媒人なかだちに、骨を折ってみられるがよい。——これは貴公の失敗をつぐない、また荊州を
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
実は、皇叔こうしゅくの夫人甘氏には、逝去みまかられて、今ではお独りとのご事情をうけたまわり、ちと差出がましいが、媒人なかだちの労をとらしていただきたいと思うてこれへ来たわけです。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)