“妙解寺”の読み方と例文
読み方割合
みょうげじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
霊屋おたまやのそばにはまだ妙解寺みょうげじは出来ていぬが、向陽院という堂宇どううが立って、そこに妙解院殿の位牌いはいが安置せられ、鏡首座きょうしゅざという僧が住持している。
阿部一族 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
この霊屋みたまやの下に、翌年の冬になって、護国山ごこくざん妙解寺みょうげじ建立こんりゅうせられて、江戸品川東海寺から沢庵和尚たくあんおしょうの同門の啓室和尚が来て住持になり、それが寺内の臨流庵りんりゅうあんに隠居してから
阿部一族 (新字新仮名) / 森鴎外(著)