“妍醜瞭然”の読み方と例文
読み方割合
けんしゅうりょうぜん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし自分に愛想あいその尽きかけた時、自我の萎縮した折は鏡を見るほど薬になる事はない。妍醜瞭然けんしゅうりょうぜんだ。こんな顔でよくまあ人でそうろうりかえって今日こんにちまで暮らされたものだと気がつくにきまっている。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)