好色者すきもの)” の例文
好色者すきものの好奇心を唆るところがあると見えて、おときに貰つた記念の惱みから漸く救はれたばかりの野呂は、早くもたゞならぬ冗談をいひかけるのであつた。
大阪の宿 (旧字旧仮名) / 水上滝太郎(著)
垣間かいま見る好色者すきものに草かぐわしき
五百句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)