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奎堂
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けいどう
ふりがな文庫
“
奎堂
(
けいどう
)” の例文
亡ぼすものは胡なりの胡だ。堂という字はそれ、
木堂
(
ぼくどう
)
、
咢堂
(
がくどう
)
、
奎堂
(
けいどう
)
などといって皆んなエライ人は堂という字をつける。それにきめておけ
随筆銭形平次:07 ペンネーム由来記
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
お豊の見た眼に誤りはなく、机竜之助はかの伊賀の上野から、松本
奎堂
(
けいどう
)
らの浪士と一緒になってまた大和の国へ逆戻りをして来たものです。
大菩薩峠:04 三輪の神杉の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
この左の眼のつぶれた人は、
十津川天誅組
(
とつがわてんちゅうぐみ
)
の
巨魁
(
きょかい
)
松本
奎堂
(
けいどう
)
であったことが後に知れる。
大菩薩峠:04 三輪の神杉の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
侍従中山忠光は
浪花
(
なにわ
)
へ落ち、松本
奎堂
(
けいどう
)
、藤本鉄石、吉村寅太郎らの勇士は、或いは戦死し、或いは自殺して、義烈の名をのみ
留
(
とど
)
めた——十津川の乱の一挙は近世勤王史の花というべく、詳しく書けば
大菩薩峠:05 龍神の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
奎
漢検1級
部首:⼤
9画
堂
常用漢字
小5
部首:⼟
11画
“奎堂”で始まる語句
奎堂伯