“けいどう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
奎堂75.0%
慶童25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この左の眼のつぶれた人は、十津川天誅組とつがわてんちゅうぐみ巨魁きょかい松本奎堂けいどうであったことが後に知れる。
侍従中山忠光は浪花なにわへ落ち、松本奎堂けいどう、藤本鉄石、吉村寅太郎らの勇士は、或いは戦死し、或いは自殺して、義烈の名をのみとどめた——十津川の乱の一挙は近世勤王史の花というべく、詳しく書けば
大菩薩峠:05 龍神の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
有難いお沙汰に、一門の者ども、出迎えに立ったが、その時、吉平のまえに進んで、薬籠を捧げ持ったのは、董家の召使いの慶童けいどうという小姓であった。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「兵士! 慶童けいどうをそれに連れてきておるか」
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)