“太儀相”の読み方と例文
読み方割合
たいぎさう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初めのうちはいろいろと話してれたのにうしたのか口をくのも太儀相たいぎさうである。例の外套の襟を合せて腹部を片手で押すやうにしながら、食卓越しにおれの名を呼んで握手する手が非常に冷たい。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)