“天狗鼻”の読み方と例文
読み方割合
てんぐばな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
現に私も一両度、その頃奈良の興福寺こうふくじの寺内で見かけた事がございますが、いかさま鼻蔵とでもそしられそうな、世にも見事な赤鼻の天狗鼻てんぐばなでございました。
(新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
よく見るとそれはまっ赤な高い天狗鼻てんぐばなでした。
天狗の鼻 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)