“大須賀康高”の読み方と例文
読み方割合
おおすがやすたか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家康は、開城をゆるす——と城内へ云い送って、翌七月三日、大須賀康高おおすがやすたかに、武装解除の命をさずけて、城中へやった。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「今朝から、お居間は、いと静かだ。——桑名から来た左衛門尉忠次どのや、大須賀康高おおすがやすたかどのなどの、老臣ばかりをよばれて……今日も何やら御熟議らしい」
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それが、草ほこりを立てて、一瞬に、兵糧時間の休息から戦うべきすがたに移るまでの間に——一方、東軍徳川方の部将、大須賀康高おおすがやすたか岡川長盛おかがわながもりなどの追跡隊は
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)