大道禅師だいどうぜんじ)” の例文
東福寺の大道禅師だいどうぜんじについていたが、絵を描いてばかりいてお勤めを怠るものだから、首尾が悪かった。或時、禅師の不在を幸いに、不動尊の絵を描き上げたところへ禅師が戻って来た。
ガラマサどん (新字新仮名) / 佐々木邦(著)