“大山守命”の読み方と例文
読み方割合
おおやまもりのみこと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あるとき天皇は、その若郎子皇子わかいらつこおうじとはそれぞれおはらちがいのお兄上でいらっしゃる大山守命おおやまもりのみこと大雀命おおささぎのみことのお二人をおしになって
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
大山守命おおやまもりのみことが下の川をおわたりになるときに、うまくお乗せするように、船をわざとたった一そうおそなえつけになり、その船の中のすのこには
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
ところがお兄上の大山守命おおやまもりのみことは、天皇のおおせ残しにそむいて、若郎子わかいらつこを殺して自分で天下を取ろうとおかかりになり、ひそかに兵をお集めになりだしました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)