大太夫だいたいふ)” の例文
その子は逞しく育ち、まだ十歳にもならぬというのに背は高く顔は長く、七歳で元服させた。祖父の名が大太夫だいたいふというので、大太だいたと名づけた。夏も冬もこの子の手足に何時もあかぎれがあった。