大厨子おおずし)” の例文
本尊は等身大の坐像、黒々と時代の付いたのに、金襴きんらん袈裟けさを掛け、座布団の上に据えて、大厨子おおずしの中に納め、その前面は諸人の無遠慮な視線を避けるために、にしき几帳きちょうで隠してあったのです。