多舌しゃべっ)” の例文
そうだ僕は汗水に成て築地を聞合せたけどが博奕宿の有る所さえ分らなんだと斯う云えば彼奴必ず又図に乗て、手柄顔に自分の探偵した事も悉皆すっか多舌しゃべって仕舞うテ無学な奴は煽起おだてが利くから有難いナア
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
彼奴浮々うか/\悉皆すっか多舌しゃべって仕舞たときやがッて
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)