“夏侯”の読み方と例文
読み方割合
かこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
景の細君が実家へ帰った後、景の友人達はもとのように復縁させようと思って、しばしば景に交渉したが、景がどうしても承知しないので、とうとう夏侯かこうという姓の家へ再縁した。
阿霞 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
「ですから、父上のお顔で、富豪かねもちを紹介して下さい。曹家は、財産こそないが、遠くは夏侯かこう氏の流れを汲み、漢の丞相曹参の末流です。この名門の名を利用して、富豪から金を出させて下さい」
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)